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島村楽器 札幌パルコ店 シマブロ

島村楽器 札幌パルコ店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

大喜多崇規(Nothing's Carved In Stone)×SAKAE ドラムセミナー「Through the Tone+北海道ツアー」開催しました

大喜多崇規さん(Nothing's Carved In Stone)のドラムセミナーを開催しました。

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去る2016年8月2日、Nothing's Carved In Stoneのドラマー、大喜多崇規さんをお迎えして、ドラムセミナーを開催いたしました。平日にもかかわらず多くの方にご来場頂きました。大喜多さんのすばらしい演奏はもちろんのこと、参加者さんからも熱心な質問が飛びかい、たいへん有意義なセミナーであったと思います。今回は、その様子をご紹介いたします。
イベント詳細は↓こちら
大喜多 崇規(Nothing's Carved In Stone)×SAKAE(サカエ) ドラムセミナー「Through the Tone+」開催 - 島村楽器 札幌パルコ店 シマブロ

セッティング

前日の8月1日には旭川で開催したドラムセミナー。そのままドラムセットを運搬し、2名で手早くセッティングします。(2名=サカエドラム辻さんと、大喜多さんご本人!)
ドラムセットは組み立てると大きいものですが、意外なほどにコンパクトに収まっています。クルマからの搬入も台車で1回半ほどで終わり、ドラムセットという楽器が分解して運搬することを前提に作られている事を実感しました。
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セッティング、チューニングも手早く進みます。
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サウンドチェック

前日使用したばかりということもあり、ドラムの音決めは手早く終わりました。バスドラムのチューニング、シェルの中のミュートのヘッドへの当たり方を細かく調整していたのが印象的でした。
セミナーは、ドラム無しの曲(マイナスワン)で演奏する場面が多くあります。そのため、マイナスワンとドラムのバランスを慎重に合わせます。
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しかしそこは慣れたもの。あっという間にサウンドチェックも終了しました。

セッティング紹介

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ドラム SAKAE The Celestial シリーズ
  • 22”×16” バスドラム
  • 14”×6.5”「桧」 スネアドラム
  • 14”×6.5” フォスファーブロンズスネアドラム
  • 10”×7”タム
  • 12”×8”タム
  • 14”×12”フロアタム
  • 16”×14”フロアタム

大喜多さんといえばトレードマークと言ってもよい、サカエのドラムセット「セレッシャル」シリーズの、限定カラー「カリビアン・ラッカー」です。
シェル表面の「タモ」という木材の木目がなんとも美しい、芸術品のようなドラムセットです。
スネアドラムは、セミナー中に音の聞き比べを行いましたが、新発売の上記「ヒノキ」「フォスファーブロンズ」のスネアドラムのほかに、
発売中のモデルである「アルミシェル」「メイプル12”」も使用しました。
ドラムセット横にはマイナスワン再生用のノートパソコンとミキサーがあります。大喜多さんは、演奏中はイヤーモニターでクリックとマイナスワンを聴いていましたが、それに加えてドラムセット後方(大喜多さんの背後)にマイクを1本立てて、ドラムの音も合わせてイヤーモニターで聴いているとのことでした。

セミナー開始!

「好きという才能はみなさんに必ずあります。夢中になって取り組めば必ず伸びます」という大喜多さんの言葉から始まりました。なんだかその言葉を聞いただけでドラムの練習を頑張ろうという気になります!
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ラックに合わせての大迫力の演奏。パワフルさはもちろんのこと、正確さと表現力、そして魅せるドラミングにくぎ付けになってしまいます!
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グリップ解説、パッドを使っての練習

練習パッドを使っての解説です。テンポが速くなっても遅くなっても指の握り方(特に中指、薬指、小指)は変えない、そうすれば速くなっても強い音が出せる、とのお話し。普段の練習でもみなさんぜひ気を付けてみましょう。
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ルーディメンツの手順の資料を配布して解説。「ルーディメンツを練習することで、8ビートのなかでもアクセントを自由自在にいれることができる」ということです。さらに、パラディドルを応用したゴスペルチョップ風のフレーズも実演してくださいました。
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機材紹介

ここで当店のドラムセミナーでもおなじみとなりましたサカエドラムの辻さん登場です。
大喜多さんいわく、「僕が演奏に集中しているときに、楽器の調子を整えてくれたり、”こういう音が合うんじゃない?”と言ってくれたりする、切っても切れない関係」という事でした。
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大喜多さんが現在Nothing's Carved In Stoneのライブでも使用しているサカエのセレッシャルシリーズのドラムセットついては…
「セレッシャルは、オニィが従来使っていたメイプル材のオールマイティリーズよりもさらにふくよかなサウンドで、チューニングレンジも広く、アタックもより出て様々な音色の表現が可能になるので使うことをすすめた」
同様にライブで使用している桧(ヒノキ)のスネアドラムについては…
「多くのウッドシェルのドラムは薄い木の板を貼り合わせて作られているが、この桧(ヒノキ)スネアドラムは、日本で1,000年以上前から寺社の建築で使われているのと同様の組み木構造でシェルを作っている。」
大喜多さん「芯のあるアタックと、響きが残る金属と木胴の中間が欲しかった、桧(ヒノキ)はそれが出るので使っている」

質問コーナー

たくさんの質問を頂きました、一部をご紹介します。

左手(利き手と逆)の練習方法

利き手の真似をする。同時打ち、交互に3打、4打ずつ叩くという練習をして、両手が同じ動きをしているか確かめる。遅めのテンポでも練習し、よく働いていない指を感じ取る。

アンサンブルで意識していること

お互いの音をよく聞きましょうと言われるが、聴いた時にはもう遅れている。音を自分の中に流しながら演奏するような意識をしている。
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キックの説明では、みなさん近くに寄って見ていました。
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終わりの演奏

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おわりに

約二時間以上にわたり、迫力の演奏と丁寧に説明をしてくださった大喜多さん。この日の演奏や言葉は、参加していただいたみなさんがドラムや音楽を続けていく上で、大切な経験としてずっと残ると信じています。
大喜多さんのソフトな語り口とわかりやすい説明、そしてPAを通さない迫力あるサウンド。思い返すだけでもすぐにでもドラムに向かいたくなるような素晴らしいドラムセミナーでした。ぜひみなさんの今後のドラム人生に活かしていっていただきたいと思います。
最後になりましたが、大喜多さん、サカエドラム辻さん、コルグさん、そして参加された皆さん、ありがとうございました!

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