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島村楽器 札幌パルコ店 シマブロ

島村楽器 札幌パルコ店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

【カタシオアキフミの3分間デジタライズ】Rev.8 serato系パイオニアDJ機材

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やーまん!!カタシオです。

前回は2chなのか4chなのかを考えてみましたが、今回はseratoについて。

このブログのRev.6にもあるように、パイオニアDJのPCDJシリーズに「DDJ-S○」があります。「seratoDJ」で動かすシリーズです。それではseratoDJはどういったソフトなのか。「rekordbox dj」とどう違うのか、選ぶ判断の基準はどこなのかをもう少し掘り下げていきたいと思います。

と、その前に。以下はこの記事を書いている時点でのお話です。デジタル機材というのは「日々進歩」しています。昨日当たり前だったことが明日には当たり前じゃなくなっていたり、新しい技術の発明や機材のリリースによって変化していきます。「これにはこれしか使えない」というものがものすごい速さで変わっていきますので、そのあたりの正確性はご了承ください。出来る限り気が付いた時点で修正していきます。

各DDJ-S○機種の違いについては以下をご参考にしてください。
info.shimamura.co.jp
info.shimamura.co.jp


PCDJコントローラー自体の細かい機能や性能を比較しても、各個人やジャンルによって、必要性のPOINTが変わってきますので、ここでは「seratoDJ」と「rekordbox dj」についてカタシオなりの選択判断基準を説明していこうと思います。

それでは初めに「seratoDJ」から。
歴史をたどると今から10年前くらいの2006年か2007年に「海外のDJがライブステージ(有名R&BシンガーのバックDJとして)にパソコンを持ち込み始めた!!なにしてるんだろう?」という話が、お客様から聞かれ始めました。
当時あったのが、「FinalScratch」という商品でポツポツ売れる状態。その直後、突如「Scratch Live(スクラッチライブ)ってのがいいらしいぞ!!」とHIPHOPシーンを中心に瞬く間に広がってきました。HIPHOPの場合、同じレコードを2枚買っていわゆる「2枚使い」という「ジャグリング」したり、「半拍ずらし」したりするためにとレコードの購入コストが2倍かかります。試聴して2枚買ったはいいけど、実は「2枚使い」しにくい曲だったりで私も何度も涙をのみました。。。ところがSCRATCH LIVEがあれば、一曲しかパソコンのiTunesに入っていなくても、両デッキにロードすることができ、「なんでも2枚使いできる!!」となったわけです。また、Scratch Liveのインターフェースがあれば、だれでもパソコンにつなぐことが可能で、たくさんの人が使うようになりました。アナログレコードを使ってPCの中のデータを操作するシステムの事を「Digital Vinyl System(デジタル バイナル システム)※以下DVS」と言います。

パソコンを使ってDJをする=スクラッチライブ

クラッチライブなら誰でも無料でダウンロードして、インターフェース(SL1)に接続すれば簡単に使える

となったのです。

※ちなみに「スクラッチライブ」とか「セラト」、「セラート」、「RANEのセラト」、「RANEのスクラッチライブ」、「セラトのスクラッチライブ」など色んな呼び名を現場で聞きますが、いったんここで整理しましょう。

「RANE(レーン)」はハード機材の会社です。DJミキサーやスクラッチライブに使う「インターフェース自体」を作る会社。
SERATO(セラト)」はソフトの会社です。スクラッチライブは商品名。「SERATOが作っているスクラッチライブ」ということです。

まぁ伝わればいいんですけども。

当時は店頭で「なんでアナログを動かすとパソコンに入っている曲が動くのか、何故スクラッチできるのか」というお話を一日に何度もさせていただきました。今となっては当たり前なんですが「DVS専用のアナログレコードに”タイムコード"という"音"で表す曲データの位置情報が刻まれていて、それを"音"から"データ"に変換している」という比較的シンプルですが、天才的な発明により動かすことが可能になっています。

その後、FinalScratchはNativeInstrumentsのTRAKTORと統合し「TRAKTOR SCRATCH」に。追従して「M-AUDIO」からも「Torq」というDVSが発売され、世界中のDJ達が「一番使いやすく、安定しているDVSはどれか?」を模索していったのです。あのDJはこれを使っているとかあれを使っているとかとても興味津々でした。

その頃の私はというと、アナログレコードからCDJに移行し、PCとmidiコントローラーだけで使える「TRAKTOR3.0」を使っていました。その後、Scratch Liveを使うようになりしばらく「SL1」を使っていました。

そして、いよいよSERATO DJがリリース。スクラッチライブの使い方をそのままに大幅なパワーアップを図りました。このあたりから難しくなってきたのは「SERATO DJが課金なしで動く機材と課金または認証(または有料)を受けないと動かないソフトがある」という所でしょうか。
詳しくは以下のリンクをご参照ください。
serato.com


機材として要約すると
SERATO DJ UPGRADE READYSERATO DJにアップグレード(有料)すれば使えます。
SERATO DJ ENABLED:無料でダウンロードしたSERATO DJで誰でも使えます。
OFFICAL ACCESSORYSERATO DJが使える環境であれば動きます。

この中でもDVSを「PCDJコントローラー」で使いたい時には「SERATO DVS」というアップグレードが必要です。
「seratoDJ(有料版)」を持っている方はこちら↓
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「seratoDJ(有料版)」を持っていない方はこちら↓
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コントローラーではない「DJミキサー」が主体なものやオーディオインターフェースのみの機材はアップグレードはいりません。
単体で「再生ボタンが付いていないもの」はアナログターンテーブルCDJなどでタイムコードレコードやタイムコードが入っているCDを接続すれば使えるということですね。

なのでソフトとしては

SERATO DJ intro(無料版)
SERATO DJ(無料版)
SERATO DJ(有料版)
SERATO DJ+DVS(有料版)

などが存在します。まだまだエフェクト増やしたり、映像増やしたり、タイムストレッチの音を良くしたりと課金オプションがたくさんあります。

なかなか複雑です。

それではseratoDJの良いところ、買いのポイントはどこにあるのでしょうか。
良い感じなところではありますが、3分超え過ぎましたので、これは次回。

今日はこの辺で。

この記事を書いた人

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カタシオ
若いころはLOUD ROCKな活動が生活の中心でしたが、現在はクラブミュージックがメイン。Dub,Bass,Cumbia,DubStep,Electroを中心になんでもかける雑食DJです。

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