島村楽器 札幌パルコ店 シマブロ

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伊藤大助(クラムボン)ドラムセミナーを開催しました

伊藤大助さん(クラムボン)のドラムセミナーを開催しました

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去る2017年6月4日、札幌パルコ店で開催しましたクラムボン伊藤大助さんのドラムセミナーの模様をご紹介いたします。現在全国ツアー中の忙しいなか、ドラムセミナーのためにお時間を作って下さいました。

セッティング

大助さんのドラムセットは、現在ツアー中のため次の目的地に向かっていますので、グレッチドラムとマイネルの国内代理店様から、大助さんが普段使っているものに近いセットを用意していただきました。
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ドラム

グレッチ USAカスタムシリーズ

  • バスドラム 22”×14”
  • タムタム 12”×8”
  • フロアタム 14”×14”
  • フロアタム 16”×16”
  • スネアドラム ブラス14”×5”「G4160」

www.digimart.net

シンバル

マイネル

  • バイザンス ダークハイハット14”
  • バイザンス ヴィンテージ サンドクラッシュThin 18"
  • バイザンス ヴィンテージ サンドライド20”
  • バイザンス ヴィンテージ サンドクラッシュMedium18"
  • バイザンス ヴィンテージ トラッシュクラッシュ20”

伊藤大助さん到着

到着早々、スティックを選ぶ大助さん。
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え?持って来なかったんですか?
「(笑)話しのタネに、お店で買おうと思って」

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「重さは気を付けて選んでますが、最近使っているプロマークは重さが揃っているので選びやすいんです」
これは初の展開で驚きましたが、ご自分で選ばれたスティックをお買い上げいただきました。

大助さん使用のスティックはこち

色々な曲調に対応するために、無理をせず手に合ったスティックを使おう、ということで最近愛用されているのがこの二種類。

プロマーク セレクトバランス「RBH550TW」

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  • 太さ: 14.0mm
  • 長さ: 406mm
  • チップ形状: ティアドロップ

「RBH550TW」は、重心の位置が選べる画期的な「セレクトバランスシリーズ」の、手元に重心があるタイプの「リバウンドバランス」。
文字通りリバウンド感に富み、繊細なタッチにも対応。さらに大きな音量が求められる時は、先端寄りに重心がある「フォワードバランス」のタイプも使用されているそうです。

プロマーク プロラウンド5A「TXPR5AW」

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  • 太さ: 14mm
  • 長さ: 406mm
  • チップ材質: Wood
  • チップ形状:ラウンド(球形)

「プロラウンド TXPR5AW」は一番オーソドックスな「5A」で、チップが丸型(球型、ラウンドチップ)のタイプ。大助さんが好きなダブルストロークを多用したフレーズを演奏するときに、感触が良いのでこちらも愛用しているそうです。

セッティング、チューニングを手早く直して、サウンドチェックも素早く終了しました。
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実は、セッティングは大助さんのドラムセットの写真を見ながら担当トリヅカが前日にセッティングしました。
セッティングに関しては当日、微調整する程度でほとんどそのまま使って頂けたので、ほっと胸をなでおろしたのは秘密です。
チューニングは全体的にご本人が行いました。クラムボンのライブではかなりミュートした状態だそうですが、ご本人的にはオープンなサウンドも好み、ということで当日はオープンめな音づくりでした。グレッチらしい芯のあるハッキリしたサウンドがとても心地よいものでした。

セミナー開始

ドラムのリズムソロからスタート。クラムボンのライブでもおなじみの曲の、全体が入る前にドラムだけが少し長く演奏する、あのパターンです。
少しハネているシンプルなリズムパターンから、徐々に発展させていきながらも心地よいグルーヴ感はずっとキープ。スネアドラムやシンバルの音色の表現の多彩さ、時々「ハッ!」とさせるフィルなど、聴いているだけでもワクワクしてしまいます。
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使用楽器の紹介

大助さんが愛用しているのはマイネルシンバル。
MEINL(マイネル) オフィシャルシンバルサイト

マイネルシンバルを使う理由

「サポート等の現場で、”シンバルの音量を抑えてほしい”という場面がある。そういえば、誰かが言っていた”シンバルが好きなのはドラマーだけ”という言葉もあるくらい(怖)。。。
でも、それもそのはずで、音量的にシンバルと声(歌)だったら勝負にならない程、シンバルの音量は大きい。
そんな場面でも、例えば声を邪魔しない音域のシンバルを使えば大丈夫なのではないか?と考えていた。
マイネルは、見た目真っ黒とか、磨いている部分と磨いていない部分があったり、穴が開いていたり、見た目は変わっているのもあるけれど、いままでにあまり無かった、”こんなシンバルがあったら面白いのに”というシンバルを形にしているメーカー
厚いのから薄いのまで種類が多くて、バンドに合わせて考えて選びたいという考えに合ったので使っている。
いまでもいろいろ試しているが、ようやく満足できる組み合わせが見つかったところ。」
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練習について

「自分の表現したいことを出来るようにするのが練習。やってみたいと思っていることを手足で表現する、それが難しい」
基礎中の基礎でもある「チェンジアップ」に関するお話では…
メトロノームに合わせる前にバスドラムで4分音符、ハイハットで2拍4拍を踏みながらやってみる。自分の四分音符に合わせる」
「最初はメトロノームに合わせなくても良い。メトロノームに合わせる事ばかり気にするより、自分のなかの手足のリズムが合っているかの方が大事」
「手足連携させて、”チームで仕上げました”となってからメトロームに合わせても遅くはない」
「毎日同じメニューでやらない。機械的な練習になると考えなくなって、やって満足してしまう。自分のなにが良くないか点検しながら練習し、ずれやすいところだけ練習するのも良い」

なるほど~!
チェンジアップは、基礎中の基礎と言われる練習パターンですね。

実際やってみると、”つまらない”と感じてしまうこともあるかもしれませんが、単純に感じられる練習でも意味をどれだけ持たせるかが大事というお話しです。う~む耳が痛い!これはすぐにでも活かしていきたいですね。

終わりの演奏

あっという間に最後の演奏です。
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クラムボンのライブでクライマックスのひとつでもある曲を演奏。流れるようなフレーズで歌を支え、また、場の空気を支配するかのような迫力あるフレーズを繰り出します。一貫しているのは多彩な音色の表現と絶妙でゆるぎないタイミング。素晴らしいものでした。

サイン会

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演奏中の写真やバンドのアー写など、クールな印象があった大助さんですが、実はとっても気さく。
みなさんに気さくにお話ししてくださいました。

ありがとうございます

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あっという間のセミナーでしたが、大助さんの音楽、ドラムに対する真摯な姿勢や言葉から、大きな会場やフェスなど、たくさんの場でたくさんの人を踊らせ、感動させてきた演奏の秘密を垣間見る事が出来たセミナーでした。
クラムボンのツアー中、かつ専門学校での授業もある多忙な中、セミナーのために時間を作って下さった大助さん、本当にありがとうございます。
また、急なお願いにも関わらず最高な楽器を用意してくださった神田商会さん(グレッチドラム)キョーリツコーポレーション前沢さん(マイネルシンバル)さらに、前回2016年6月の大助さんのドラムセミナーから、札幌での開催に繋いでくださったシライミュージックの白井さん、そして何より、日曜の夕方というなにかとあわただしい時間にお集まりいただいた参加者のみなさん、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

ドラムセミナー(ドラムクリニック)とは?

当札幌パルコ店では、これまでも多くの第一線で活躍中のドラマーさんをお招きし、ドラムイベントを開催してきました。村上ポンタ秀一さん川口千里さん大喜多崇規さん(Nothing's Carved In Stone)ら、多くののドラムセミナーを開催、多くの方にご来場いただきました。
毎回、多くのドラマーさん、音楽ファンの方に参加していただいており、プロドラマーのプレイ、サウンドはもちろん、機材のこだわり、そしてドラマーさんの人柄に接するることができるイベントとして大好評のイベントです。今後も楽しいイベントを企画していきます。予定はこちらのBLOGで発表しますので、ぜひチェックお願いします。

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