島村楽器 札幌パルコ店 シマブロ

島村楽器 札幌パルコ店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

五十嵐公太 V-Drumsクリニックを開催しました

五十嵐公太さんがやって来た!

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札幌パルコ店のトリヅカです。
去る2017年10月29日、札幌パルコ店にて、元「JUDY AND MARY」のドラマーであり、現在は辻仁成 率いるZAMZA、ご自身が中心となり結成した「モノクローム」をはじめ、多くのツアー、レコーディングに参加、また後進の指導にもあたる、日本のドラム史上最重要ドラマーのひとりである五十嵐公太さんによるドラムクリニックを開催しました。
当日はローランド電子ドラムV-Drums」を使用し、その魅力や実際の現場での使い方をはじめ、「JUDY AND MARY」時代の貴重なお話も聴けるなど、たいへん濃い内容となりました。その模様をご紹介しましょう。

使用ドラムセット

TD-50シリーズ

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メインに使用したセットはローランドの最上級機種「TD-50KV」をもとに、シンバルパッドを1枚追加したセットアップ。ドラマーから見て右手側に追加し、高くセッティングされたシンバルパッドには、チャイナシンバルやスタック(重ね)したシンバルのサウンドをアサイン。エフェクト的なアクセントが効果的に使用されていました。

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ペダルは公太さん持参のデーモンチェーンのツインペダル(P-3002C)

TD-25SC-S

もう1セットは島村楽器×RolandのコラボレーションによるV-ドラムセット「TD-25SC-S」

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クリニック当日五十嵐公太さんが使用したこのセットは、こちらからご購入いただけます。

www.digimart.net


セッティング&サウンドチェック

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クリニックツアーは全国7会場で開催されますが、この日が6本目。今回のクリニック用の音色他各種設定のデータをロードしてから、セッティングやサウンドチェックに入ります。
音源モジュールがどんな状態であっても、あらかじめ用意したデータをロードするだけでいつものセットの設定に戻す事が出来るのは、ローランドV-Drumsのたいへん便利な機能のひとつです。

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じっくり時間をかけてセッティングとサウンドチェック。このクリニックにかける熱意を感じる事が出来た瞬間でした。

クリニック開始

たくさんの方の見つめる中、クリニックスタート!

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正確でありながら大迫力なプレイ!いままで何千人、何万人の前で演奏して遠くから、また画面の中でしか観ることができなかった公太さんの演奏がこんなに近くで観ることができるとは、たいへん感慨深いものです。

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立て続けに演奏!身体が動いてしまう様なグルーヴでノセてくれたかと思えば、テクニカルでトリッキーなフィルも繰り出し、一瞬たりとも目が離せません!

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V-Drumsの実際の現場での使用

現在では、ご自宅にセットしたV-Drums、TD-50シリーズで、練習だけでなくレコーディングも行うという公太さん。

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なんと、現在参加されているバンド「モノクローム」のドラムレコーディングの一部では、ご自宅のTD-50KVで行ったそうです。これには会場から驚きの声が!

ご自宅で演奏したデータをDAW上で編集したり、ドラム音源プラグインの音色を当てたりと、現代の制作の現場には無くてはならないものだというお話でした。

TD-25SC-Sでの演奏

次は島村楽器×RolandのコラボレーションによるV-ドラムセット「TD-25SC-S」での演奏です。

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練習パターンに合わせてのデモ演奏ですが、曲中で音色を順番に切り替えての実演。リアルな音色から、懐かしのエレドラサウンドまで、実にバリエーションに富んだ音色です。ドラムの音色が曲の雰囲気も変えてしまうのは興味深いものでした。

質問コーナー

参加者のみなさんから事前に集めた質問に、ひとつひとつ丁寧に答えて下さいました。

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JUDY AND MARY時代、ロンドンでレコーディングした際の驚きのドラムレコーディング方法の秘話も披露。普段耳にすることが絶対に出来ない、当時のドラムのテイクを聴かせて下さる等、たいへん貴重なお話も飛び出しました。

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基礎練習についての質問では、シングルパラディドルのアクセント移動を、実演を交えての回答。

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シビアなルーディメンツのトレーニングの際も、ご自宅のV-ドラムセットで練習されているそうです。

終わりの演奏

たくさんの質問にもお答えいただきましたが、あっという間に終わりの演奏です。

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「あの名曲」を、当時の録音テイクを使用しての演奏!当時のドラムサウンドを、V-Drums TD-50で再現したサウンドもたいへんリアルで驚きました。
そしてやはり、ご本人による演奏を聴くことが出来たのは大変感慨深いものです。感慨に浸りながらも、「あ、このフレーズはこんな風だったんだ」とか「このリズムパターンのゴーストノートはそこにも入れていたんだ…」等々、ドラマー的目線でばっちりチェックしてしまいました。

サイン会

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お一人お一人に丁寧に声をかけて下さっていたのが印象的です。また、ずっと公太さんのドラムを聴いてきた、という方がたいへん多くいらっしゃいました。改めて、日本のロックドラム史上に残る、偉大なドラマーであることを実感しました。

おしまいに

公太さんのクリニック恒例の集合写真!

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V-Drumsの魅力、そして可能性を十分に伝えて下さった公太さん。過去の名曲をV-Drumsで再現するという試みも、全く違和感なく聴かせて下さり、公太さんの技術と、V-Drumsのすばらしい機能を存分に楽しむ事ができたすばらしい時間でした。
日本のロック史上重要なドラマーである五十嵐公太さんも、この新しい楽器であるV-Drumsで、新たな表現にチャレンジしているということを目の当たりにすることができた、大変貴重なクリニックでした。
五十嵐公太さん、ローランドのスタッフさん、そして参加された皆さん、ありがとうございます!
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